理事長

理事長

想像力とリーダーシップを持って、まだ見ぬ未来を切り拓く。

学校法人吉田学園の歴史は、1956年、遠別町に開校した「北海珠算専修学院」から始まります。1972年に先代であった父の後を引き継ぎ、2021年には学園創立65周年という節目の年を迎えました。
現在、吉田学園は札幌保健医療大学・大学院を始め、専門学校グループと、スポーツ施設、また姉妹法人として保育園グループを有する一大教育ネットワークを形成しており、有能な人材を北海道に輩出することをモットーに、いつの時代も、より良い教育環境の提供に取り組んできました。
80年代にはパソコンの時代を見越した札幌電子専門学校(現 吉田学園情報ビジネス専門学校)の開校、90年代にはスポーツインストラクターのニーズを捉えた札幌社会体育専門学校(現 北海道スポーツ専門学校)の開校、また、高齢化が進む中で不可欠な福祉分野、コ・メディカル分野などの教育ラインアップの拡充。振り返ると吉田学園における教育の多角化は、全てが来るべき時代を見越した新しい教育の創造とそれを実行するためのリーダーシップによって実現してきたものです。

吉田学園には「5つの満足」という使命があります。単に学校の規模やネームバリューだけでは、ブランド形成はできません。私たちは、吉田学園に入ってよかったという学生の満足、子どもを託してよかったという保護者様の満足、薦めてよかったという高校の先生方の満足、学生を受け入れてよかったという企業の満足。そして、これらの満足を達成することで得られる、私たち教職員自身の満足。この5つの満足が成就したものがブランドであると考え、吉田学園はいつの時代も揺るぎない真のブランド形成のために、5つの満足の達成を維持し続けていきます。
吉田学園の歴史は、闘いの連続でした。なかには理不尽なこともありました。しかし、どんな困難にも決して屈せず、より良い教育環境を提供し続けること、それが吉田学園の存在意義です。
吉田学園はこれからも「5つの満足」を使命に、創造力とリーダーシップを持って、まだ見ぬ未来を切り拓いていきます。

学校法人 吉田学園 総長 吉田松雄

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